フェチとはいわゆるフェティシズムを略した言葉

フェチとはいわゆるフェティシズム(fetishism)を略した言葉です。フェティシズムとは、性的嗜好を表す言葉として使われています。

最近では、体の一部に対しての執着を表すワードとして使われることが多くなっています。また、服装や服装の一部分などに対しての執着を表す場合も「フェチ」という言葉がよく使われます。それ以外には、特定のシチュエーションや行為に対しても性的執着を持つ人のことをフェチという言葉を使って表現されることがあります。

例を挙げると、体の一部分である「胸」「脚」「太もも」「お尻」「へそ」「胸毛」「ワキ」(全て語尾にフェチを付けて使う)や、服装や服装の一部分である「パンスト」「ブーツ」「ミニスカート」「学生服」「水着」「眼鏡」(全て語尾にフェチを付けて使う)、そして特定のシチュエーションや行為である「おもらし」「言葉攻め」「濡れ」(全て語尾にフェチを付けて使う)などがあります。

しかし、これらの言葉の使い方は元々のフェティシズムの意味からすると誤用している場合が多いと言えます。ただ好きなものに対してフェチという言葉をつけるのは間違いで、異常なほどの執着がある場合に対して用いるのが正解です。

ところが現状としてフェティシズムの分類などについての資料などが少なく、多くの成人向けメディアなどが間違った使い方をしている傾向があるので実際にどの程度の種類が存在し、分布しているのかを厳密に整理することは難しくなっています。

本来、フェティシズムという言葉は人類学や宗教学の用語として使われていました。最初にこの言葉を使い始めたのがフランスの思想家で「ド・ブロス」という人だと言われています。彼の著書に「フェティッシュ諸神の崇拝」があります。

1887年にはアルフレッド・ビネーという心理学者によって性的嗜好に対してフェティシズムと呼ぶように提唱されました。

現代の日本では特に男性のフェティシズムが多く取り上げられます。これらはほとんどの場合異常な性欲とみなされる傾向にあります。これには女性の性的嗜好があまり認知されていないからという意見もあるようです。

以前から、下着泥棒や制服泥棒、覗きなどを行なうのがほとんど男性で女性はこのような性的衝動から執着心を見せることが少ないためだと考えられています。

しかし、最近では少しずつ女性のそれらも論じられるようになってきました。例えば男性の胸毛、腕に浮き出た血管フェチなどはメディアでも取り上げられることがあります。